40HCコンテナの寸法・容積・積載量
40フィートハイキューブコンテナ(40HC)の内寸・容積・最大積載重量を、20フィート・40フィートドライとの比較で整理します。
0140HCの内寸と容積
40HC(40ft High Cube)は、40フィートドライコンテナの天井を約30cm高くした規格です。長さと幅は40フィートドライと同じで、高さだけが増えているのが特徴です。
| 内寸(長さ×幅×高さ) | 約 12.03m × 2.35m × 2.69m |
|---|---|
| 内容積 | 約 76立方メートル |
| ドア開口部(幅×高さ) | 約 2.34m × 2.58m |
| 最大総重量 | 約 30,480kg |
| 自重(風袋) | 約 3,900〜4,000kg |
| 最大積載重量 | 約 26,500kg機器により差あり |
数値は代表的な機器の目安です。実際の内寸・自重・積載可能重量はコンテナ1本ごとに異なり、扉に表示されています。厳密な計算が必要な場合はブッキング後の実機で確認してください。
0220DV・40DVとの比較
同じ40フィートでも、ドライ(40DV)とハイキューブ(40HC)では容積が約9立方メートル違います。重量物ではなく容積で決まる貨物であれば、40HCを選ぶ意味が大きくなります。
| 20DV | 約 5.90 × 2.35 × 2.39m / 約33m³ |
|---|---|
| 40DV | 約 12.03 × 2.35 × 2.39m / 約67m³ |
| 40HC | 約 12.03 × 2.35 × 2.69m / 約76m³ |
20フィートと40フィートで最大積載重量に大きな差はありません。重い貨物は20フィート、かさばる貨物は40HCという選び分けが基本になります。20フィートに重量物を詰めきると、道路輸送の重量制限に引っかかることがある点にも注意が必要です。
03実際に積める量の考え方
内容積76立方メートルはあくまで箱の容積で、実務ではそのまま使い切れません。パレットの高さ、段積みの可否、固縛のための隙間で目減りします。実効的には容積の8割前後を見ておくと計画が狂いにくくなります。
床面に置ける標準パレットの数は、置き方によって決まります。長辺方向に並べるか短辺方向に並べるかで本数が変わるため、荷姿が決まっている場合は寸法をお知らせいただければ積付けを検討します。
FAQよくある質問
40HCと40フィートドライはどちらが安いですか?
海上運賃は同額かHCがわずかに高い程度で、容積差ほどの価格差はつかないのが一般的です。かさばる貨物であれば40HCのほうが単位あたりのコストは下がります。
40HCが使えない仕向地はありますか?
あります。内陸輸送で高さ制限のある道路やトンネルを通る場合、また鉄道輸送の規格によっては40HCが入らないことがあります。内陸仕向地の場合は事前にご確認ください。
重量オーバーになるとどうなりますか?
船積みを拒否されるか、抜き取り(デバンして減量)が必要になります。道路輸送の重量制限は国ごとに異なり、海上で問題なくても陸送で止まることがあります。総重量は必ず事前に申告してください。
この記事について
この記事はOCEAN FREIGHT JAPAN(SK株式会社)編集部が、国際輸送の実務経験と公的機関の一次情報をもとに作成・監修しています。内容は掲載時点の情報に基づくものであり、最新の法令・規則は各公的機関の公式情報をご確認ください。